2023年7月、「Twitter」は「X」という名称に変更しました。 本記事では旧称の「Twitter」という表記で掲載しております。

SNSには、FacebookやInstagramなどさまざまな種類がありますが、短い文章を繰り返し投稿するタイプの「Twitter」も人気のあるサービスのひとつです。

個人のユーザーも多いですが、企業でもアカウントを開設して消費者に情報発信し、ブランディングや集客・販促のために運用しているケースが多くあります。

しかし、Twitter内は膨大な情報であふれかえっているため、うまく集客するためには適切な運用方法を知っておかなければなりません。そこで今回は、Twitterの特徴を説明したうえで、集客を成功させるコツや注意点を紹介します。

Twitterの特徴について

そもそもTwitterとは、元はアメリカのTwitter社が提供していたサービスです。2022年にイーロン・マスク氏により買収されたことで、後の2023年にサービス名が「X」に改名され現在に至ります。買収後は特に顕著にさまざまな機能の変更や追加が行われているものの、基本的に情報発信や交流が行えるSNSという側面は現在も変わりありません。

Twitterは、1つの投稿における文字数が有料プランを除き140文字以内に制限されていることが特徴です。文章の構成や内容を難しく考えず一言でも気軽に投稿できるため、他のSNSよりも思いついたことをすぐに発信しやすいのが利点です。また、140文字の中に綺麗に情報をまとめようと試行錯誤したり、複数の投稿をつなげて長い情報を発信することもできます。

よって、「ニュースを見て感じたことをつぶやきたい」「共通の趣味がある人とつながってコミュニケーションをとりたい」「芸能人や企業、気になるユーザーなどが発信する最新情報をチェックしたい」といった、日常的な思考や感情を書き込むことからユーザー同士でのコミュニケーションまで幅広い利用方法があります。

「情報発信・交流・情報収集」といった目的を手軽に行動に移せるため、世界中で多くのユーザーに利用されているサービスです。

これからTwitterに登録をする場合は、以下の記事で登録方法や始め方を解説しているので参考にしてみてください。

初心者必見!X(旧Twitter)を始めるための5ステップ基本の使い方も紹介

Twitterが集客に向いている理由


Twitterが企業や店舗の集客に向いている理由は、大きく以下の3つがあります。

  • 基本無料なのでコストをかけずに開設や運用ができる
  • 情報拡散力が高く多くのユーザーに見てもらいやすい
  • Twitter全体のユーザー数が多い

まず、Twitterは基本的にアカウントの開設から運用まで無料で行えます。有料プランだけで使える機能もありますが、無料でほとんどの機能は問題なく利用できます。集客ツールとして、コストをかけずに利用できるのは大きな利点になります。

また、Twitterには「リツイート(リポスト)」と呼ばれる機能があり、情報の拡散性にも優れています。リツイート(リポスト)は非公開のアカウントを除きTwitter上のすべての投稿に対して行えるアクションで、他人の投稿を自分のフォロワ―に見せることができる機能です。

たとえば、Twitterではタイムラインと呼ばれる画面で自分がフォローしているユーザーの投稿を見ることができますが、そこには自分がフォローしているユーザーにリツイート(リポスト)された別ユーザーの投稿も表示されます。その投稿を見た自分や他のユーザーがまたリツイート(リポスト)すればさらに多くのユーザ—に投稿が見られることになり、場合によっては数万人~数十万人という規模で拡散されます。

企業や店舗においては、たとえアカウントのフォロワーが少なくても、1つの投稿が爆発的に拡散されて不特定多数の人に見てもらえる可能性があるため、集客や認知に向いていると言えます。

さらに、Twitterのユーザー数は2024年11月時点の日本国内だけでも6,700万にも及びます。そもそもの母数が多いので情報を多くの人に届けられることはもちろん、さまざまなユーザーが利用していることから、商品やサービスのターゲットとなるユーザーにアプローチしやすいのが利点です。

参考:2025年3月版!性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体) | 株式会社ガイアックス

Twitterで集客を成功させるコツとは?

Twitterで集客を成功させるコツ
  • 定期的にユーザーが共感できるコンテンツを投稿する
  • ホームページへ誘導する
  • ハッシュタグをうまく活用する
  • 自社に関する投稿に反応をする
  • 分かりやすいプロフィールをつくる
  • 担当者を決めて運用体制を整える
  • 集客効果を測定する

Twitterでうまく集客するためには、サービスの特長をふまえて集客をする必要があります。以下では、Twitterで集客を成功させるコツについて詳しく説明します。

定期的にユーザーが共感できるコンテンツを投稿する

企業がTwitterの運用をする場合、いかにユーザーが共感できるコンテンツを定期的に投稿するかが重要です。共感性が高い投稿内容であるほど、「いいね」や「リツイート(リポスト)」が増えて情報が拡散しやすくなります。また、投稿に対しての反応が多いほどその投稿やアカウント自体の評価につながり、Twitter内での検索結果やおすすめに表示されやすくなる可能性があるため、情報拡散の良い循環を生みやすくなります。

ユーザーにより反応してもらえるような投稿としては、たとえば「自社商品を活用して日常の不便を解消する方法」など、生活をより便利で快適にしたいというニーズを満たす投稿などが挙げられます。また、たくさんの投稿が表示される中で目を引く必要があるため、画像や動画を載せたり、箇条書きや文章の書き方を工夫して読みやすくしたりなど、投稿内容だけでなく視覚的なアプローチも大切です。

なお、ネガティブな投稿はユーザー離れにつながりかねないのでなるべく避けましょう。

ホームページへ誘導する

先に説明したように、Twitterでは1回の投稿で記載できる文字数が基本的に140文字と限られています。そのため、伝えたい情報によっては1つの投稿内に収まらないこともあるでしょう。

そのような場合は、企業のホームページへのリンクを添付することで、詳細情報にアクセスできるようにするのが効果的です。Twitterでは、あらゆるリンクが文字数にかかわらず23文字として変換されるので、うまく誘導すればTwitterだけで運用するよりも高い集客効果が期待できます。

それでもTwitter上で140字以上の情報をまとめて発信したい場合は、スレッド(ツリー)機能がおすすめです。スレッド(ツリー)機能は、1つ目の投稿につなげる形で複数の投稿を行う方法で、投稿自体は別々でもユーザーはまとめて閲覧することができます。Twitter上で見せたい情報はツリー機能で一通り投稿し、最後にホームページへ誘導するというケースも多く見られます。

また、課金して認証アカウントになった場合は、そもそもの文字数制限の幅を増やすことも可能です。この場合はコストがかかってしまうので、他の機能との兼ね合いで検討するのがよいでしょう。

ハッシュタグをうまく活用する

ほかのSNSと同様に、Twitterでも「#〇〇(キーワード)」のようにハッシュタグを活用することで、特定の文章を「タグ」として機能させられます。ハッシュタグを使えば、同じハッシュタグをつけた投稿を一覧表示させることが可能です。

たとえば、「#〇〇店トッピングキャンペーン」というハッシュタグを設けて、「このハッシュタグをつけて投稿すればトッピング1品サービス」のようなキャンペーンを打ち出すといった施策が挙げられます。うまくいけば幅広く情報を広められるので、集客数アップにつながるでしょう。

自社に関する投稿に反応をする

Twitterでは、一般のユーザーが日ごろ使っている商品や利用した店舗の感想などを投稿するケースが多くあります。Twitterの検索機能で、キーワードや商品・サービス名などをもとに関連した投稿を検索することができるので、自社の商品やサービスについて言及した投稿がないかを探してみましょう。

投稿を見つけた場合は、リツイート(リポスト)やいいね、リプライなどのアクションを起こしてコミュニケーションを図ることが大切です。これらのアクションは、投稿したユーザーに対して「投稿を見た」というアピールになるため、企業イメージの向上やユーザーの囲い込みにもつながります。ポジティブな投稿内容であれば、感謝の意味も込めて反応しましょう。

企業によっては、積極的に多くのユーザーとリプライをしたりカジュアルな投稿をしたりすることで、親しみやすさを演出しているところもあります。

分かりやすいプロフィールをつくる

たとえ投稿が魅力的であっても、ユーザーがどのような行動を起こせばよいのかイメージできなければ集客につなげられません。Twitterで集客数を増やすためには、投稿に興味を持ってくれたユーザーがプロフィールを見たときに、どのような事業を展開している企業なのか、商品やサービスを手に入れるためにはどうすればよいのかを分かりやすく記載しておくことが大切です。

店舗の場所や連絡先が記載されているか、ホームページのURLが記載されているかなど、ユーザーが行動に移しやすいようなプロフィールづくりを心がけましょう。

担当者を決めて運用体制を整える

Twitterを運用する際は、担当者やルールなど運用体制も整えておきましょう。Twitterで集客効果を得るには、アカウントの開設以降も中長期的な運用が求められます。ここまでにも紹介してきたように、コンテンツを考えたり定期的な投稿やコミュニケーションをとったりと、本格的に運用するにはある程度のリソースが必要なため、Twitter用に担当者や体制を作ることが大切です。

リソースの確保が難しい場合は、ある程度投稿する内容を定型化したり、他の業務や媒体で使用している画像や動画を転用したりと、効率的に運用する仕組みを考えるのもよいでしょう。

集客効果を測定する

Twitterの運用で集客数が増えたかどうかは、効果を分析しなければ把握できません。また、運用の評価をしなければ運用方法を改善させるのも難しくなります。

具体例として、Twitterアナリティクスといったツールを活用して、どれくらいのユーザーが企業の投稿を見ているのか、投稿内のURLがどれくらいクリックされたかといった情報を分析することが挙げられます。

投稿ごとにどのような反応が得られるかをうまく分析できれば、「今後はホームページへの誘導を重視する」「投稿頻度を増やす」といった対策を考えやすくなるでしょう。

参考:Twitterアナリティクス – プロダクト | Twitter Create

Twitterで集客する際の注意点とは?

Twitterで集客する際の注意点
  • 顧客離れにつながる投稿は避ける
  • アカウントが凍結しないようにする

ここまでは、Twitterで集客するコツについて説明しました。運用方法を考える際は、集客のコツを意識しつつ注意点も押さえておかなければなりません。

以下では、Twitterで集客する際の注意点について詳しく説明します。

顧客離れにつながる投稿は避ける

個人の投稿であれば、思いついたことを自由に投稿してもよいでしょう。しかし、企業の投稿となると、どのような情報でも発信してよいわけではありません。

ユーザーが不快に思うような投稿や、メリットを感じられない投稿を頻繁にしてしまうと、顧客離れにつながるので注意が必要です。集客力を高めたいのであれば、ユーザーが興味や関心を持つ投稿を心がけましょう。

アカウントが凍結しないようにする

Twitter運用において特に注意したいのがアカウントの凍結です。Twitterでは、特定の行動や規約違反を行ったアカウントは凍結されるリスクがあります。凍結につながる可能性のある行動としては、具体的に以下のようなものがあります。

  • スパム行為
  • なりすまし
  • 攻撃的な内容の投稿
  • 著作権の侵害
  • 短期間で大量にいいねやフォローを行う

常識的な利用をしていれば問題ないものもありますが、「短期間で大量にいいねやフォローを行う」などのように、知らなければやってしまう可能性のある行動にもリスクがあります。

一度凍結すると復活させるのが困難だったり手間がかかったりするケースも多く、企業イメージにも影響してしまうので、どのようなアクションが凍結リスクをはらんでいるのかよく確認しておきましょう。

なお、ビジネスでTwitterを運用する以上、どちらにしてもプライベートで利用するよりも細かな注意を払うことが大切になります。以下の記事では、ビジネスでTwitterを利用する際の活用方法や注意点を詳しくまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

【ビジネス向け】Twitterの基本的なやり方とは?知っておくべき注意点も紹介

Twitter集客に向いている業種


Twitterを運用している企業や店舗の業種はさまざまですが、中でも特にTwitterに向いていると思われる業種もあります。

たとえば、飲食店やお菓子メーカーなどの飲食業界をはじめ、美容やコスメ、生活雑貨など人々の暮らしに根付いた商品やサービスを提供している企業アカウントはよく成功事例として見受けられます。Twitterをプライベートで利用しているユーザーも多いことから、日々の買い物や趣味などに関連した情報はニーズが高いことが理由の1つでしょう。

実店舗型の企業であれば、来店のきっかけづくりとして興味を持ってもらえるような新商品やキャンペーンの投稿をしたり、ECサイトなどWEB上でそのまま購入につなげられる企業であれば、うまく商品ページに誘導するような投稿を行っています。また、リツイートキャンペーンやハッシュタグキャンペーンなど、Twitterの機能をうまく活かしたユーザー参加型のキャンペーンを行って成功している企業もあります。

なお、成功しやすい業界があるとはいえ、Twitterの活用方法は多岐にわたるので、それぞれにあった使い方をすることで上記以外の業種でも集客や認知などの効果を得ることは期待できます。商品やサービスと業界の特性を考慮して、Twitterのユーザーにはどのようなアプローチをするのがよいかを考えてみましょう。

まとめ

ここでは、Twitterを運用して集客力を高めるコツや利用時の注意点などについて説明しました。

SNS運用を成功させるためには、必要に応じてTwitter以外のSNSを同時に活用するのも方法のひとつです。ここで説明した内容を参考にして、Twitterを通してうまく集客できるようにしておきましょう。

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